百味処おんじき(神戸)/ワインと合わせるミシュラン和食

和食

神戸のディナーはこちらのお店。有名なスパニッシュとさんざん迷って、「出国前に和食食べとこ」と、こちらにしました。結果、大正解。店構えは和そのものですが、お料理はフレンチな雰囲気もあってとっても好みでございました。

百味処おんじき(神戸)とは

神戸にある和食屋さんです。

  • 食べログ評価3.9(2022年11月)
  • 三宮駅から徒歩5分くらい、全16席
  • 今回はディナーで訪問
  • 1.3万円のコースをオーダー

ミシュラン2015で2つ星獲得らしいです。それでこの値段って、すごいコスパに感じちゃう。

百味処おんじき(神戸)で食べたもの

お電話にて1ヶ月前くらいに予約、カウンターにご案内いただきました。まるでお寿司屋さん。

口コミを見ると「ワインと合う和食」という記述がチラホラ。というわけで、まずはシャンパンをお願い。モリモリ注いでくださって、テンション上がるザンス。

最初がこちら。菊名のムース、口でシュワシュワっと儚く溶ける不思議食感。周りのクリームに見えるのは、卵のピューレ。ウニも気前よく!酸味と甘味が美味しいです。

続いて鰻!前日、同じポーションを違う調理法でいただきましたがまるで違う食材みたい。どっちも美味しい。焼いてから味付けしてるらしい。土台は餅米で甘うまい。

続いてお重がどん。秋のススキが添えられます。

じゃん。開くとさらに秋の装い。

れんこん、タラの白子、えび、卵などなど。白子って最高にワインに合う気がします。ぱっと見、温泉宿でよく出る感じに見えますが、何がこんなに違うんだろう。一つひとつの小鉢の味の方向性がハッキリしてる。

続いてズワイガニのふんわりしんじょ。自分で作らない(作れない)ものNo.1かも。ゆずモリモリで、味も前面的にゆずが出てるように感じました。

グラスが空き、おまかせで白をオーダー。しゃぶりん。周りのお客さんはビールと日本酒で進めてる人が多い印象。しかし終盤、店主とお話しさせてもらったところ、ワインがめっちゃ好き、とのことでした。

お刺身。淡路産のアコウだそう。北海道民の私にとっては珍しいお魚です。「夏のフグ」と呼ばれるらしい。歯ごたえと旨味からそう言われるのかしら?固形の生海苔醤油といただきます。

続いて和歌山カツオ!関西のレストランだなーと思う。塩ポン酢とガーリック、柔らかみょうがでいただきます。旬でしょうか、脂が乗ってて食べ応えある。

続いてお寿司!鯛とトロ。鯛の上には三つ葉、トロの上には昆布が乗ります。赤シャリがまたゆずっぽい味がして美味しい。もちろん主役のネタを邪魔しない。

続いてリースリング。店主さんが「最近ヴァンドナチュレとか流行ってるけど、なんでだろうね?」と話してました。私も亜硫酸塩ドバドバの飲んでる。美味しいと感じたワインが自然派だったことはあるけれど、「美味しい!なぜなら自然派だから!」と思ったことはない。

続いてお包みの中に白身魚。なんだったかなー・・・。レモンの香りがしっかり移っていたのを覚えています。

続いて帆立。上に乗ってるクリームは、ずんだ!なんて上品な甘さなんでしょう。

メインはこちら、黒毛和牛サーロイン、イチボ。トリュフも贅沢に添えられます。ソースがすっぱ甘いいちじく味。この写真だけ見せられると「フレンチでしょ」って言っちゃうね。全体的に、お皿と店構え違えばフレンチ店にもなりそうと思いました。

合わせるのは、もちろん赤。ボルドーとブルゴーニュ、どっちが良い?と聞いてくれました。いちじくのフルーティさに合いそうなので、こちらを選択。

〆のおひつが登場です!

じゃーん、栗、豆、お魚、いろんな秋の味が混ざったご飯です。

↑は1組につき1つ用意いただけて、残った分はお土産としていただけます。

ご飯が美味しい。こんなにお腹いっぱいでも箸が止まらず困っちゃう。味と香りがしっかりしていて、酔った舌が求める味って感じなんです。

栗のムース、梨のゼリー、葛餅。破裂しそうなお腹に優しい軽やかセット。栗のムースの安心する甘さが最高。

百味処おんじき(神戸)まとめ

大満足。食材で日本を感じつつ、ワインも華やかなプレゼンテーションも楽しめました。お店にはワインセラーもあるようです。帰国した時にまた行きたい!

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