望水(伊豆)の宿泊記②夕食・朝食・ラウンジ紹介

箱根・熱海・伊豆ホテル

伊豆の温泉、望水。33室という中小規模宿でありながら、4つのガゼボ、3つのサロン、ラウンジ、スパとコンテンツ性が高すぎです。今回は個室ダイニング「日日庵」での夕・朝食とラウンジを紹介。前回記事はこちらから↓

望水(伊豆)の宿泊記|ウェルカムスイーツ

まずは前回紹介しそびれていたウェルカムスイーツを。到着直後、ロビーで柚茶をいただいたのですが、その後お部屋に和菓子とお抹茶のセットを持ってきていただけました。

ほっくりお芋と何か(忘れた)の甘漬け。お皿がいじらしい。

運転で疲れた身体に甘みが染み渡ります。

望水(伊豆)の宿泊記|「日日庵」での夕食

続いて夕食。2階の客室「ムーンロードルーム」、計7室に宿泊している人のみのための会場だそう。なんて贅沢な・・・。ちなみにムーンロードルーム以外は部屋食だそう。

「え、部屋食の方がよくない?」と思った人もいるでしょう。そんなことはないのです。なぜならこちらには、食事会場の手前に「エントランスサロン」が設けられ、そこで食前酒(無料!)をたっぷりいただけるのです。

ここがエントランスサロンです。「こちらで食前酒など召し上がっていただくので、食事の指定時間の10分前程度にいらしてくださいね」とのご案内がありました。

こんな感じで泡・赤・白のワインが1種類ずつ。フランス産で揃えられています。

そのお隣には樽の生ビールサーバー!目にした瞬間、テンション急上昇。ワクワクするよね。

ソフドリももちろんあります。ご当地感のあるものばかり。客室の冷蔵庫に入っていたものは、ほぼこちらにもあると思います。

多彩なラインナップから選び抜かれたのは、こちら。ホテル内サロン「IBUKI」のオリジナルビールです。宇佐美麦酒というところでつくっているらしい。

普通に注文すると800円程度。これ無料でいただけるってすごい〜。たーちゃんと10分で1本ずつ飲み干した。

2本目のビールに手を出したところ、食事開始のご案内。慌てて手を引っ込めると、「2本目も食事会場へお持ちいただいて良いですよ〜」とのこと。ありがたい!!!

食事のお部屋はこんな感じ。食後に撮ったため、ちょっと散らかってますね・・・。

まずは先付&前菜!食事の一部としての食前酒「あらごしみかん酒」が提供されます。そのほか、左上から時計回りに鰤の最強漬け、角煮、ホタテ、お吸い物、真子、胡麻豆腐。

料金に対してサービスと施設の充実度が高すぎるので、「食事はそこそこかも…」と予期していたのですが、とても丁寧、質も良く良い意味で驚きです。

箸置きがかわいくて癒されました。ブーツみたいなのにお花が挿される。

「筍と炙りホタテの木の芽味噌」。百合根でできた花びらがちょこん。

食べ進めつつ、お皿のかわいさにときめいて撮った写真。そんなことはないんだろうけれど、食器で味も変わる気がする。容器が素敵だと、より美味しい。

続いて伊豆といえばの、お造り盛り合わせです。左上の竹には貝、中央に鰆&真鯛、右上はキンメ。下のサザエさん的オレンジにはマグロが収納されていました。脂の乗ったキンメが美味しかった!ちょこまか具合が、「女性に最近人気の宿」って感じがする。

続いては木箱が2つ乗せられたカートがお部屋に入ってきました。なんとアワビの石焼きです!砂時計を渡されて、「8分経ったらお召し上がりください」とのこと。

「アチい〜!熱いよ〜!」とのたうちまわるアワビさん。にしても、大きくて立派なアワビです。「それ、メニューに『アワビ』の文字入れたかっただけやろ」と言いたくなる申し訳程度のものとは格が違う。

くっちゃべってると、砂時計をひっくり返すのをすっかり忘れてしまいました。やや焼きすぎたと思われます。エネルギーたっぷりという感じの肉厚さ。バターとレモンでいただきます。やや引き締まりすぎているように感じるのは、こちらの責任。

お酒を追加。ここからは有料です。さっぱりミュスカデ。ワインリストは、代表品種がそれぞれ1本ずつセレクトされている感じでした。

お肉はこちら。菜の花をくるむ牛ももローストビーフ。料理名は「春の訪れ」。納得です。アワビが焼き物・ボリューミーだったので、お肉がさっぱり路線なのは大変嬉しい。さっぱりとはいえ、肉自体は脂身も程よくじんわりと甘みが広がります。

続いて煮物、「金目鯛煮付け鍋」。先ほど美味しい〜と思った金目鯛アゲインで歓喜。火にかけられていますが、すでに味がしみしみの状態で提供されます。

揚げ物「蓮豆腐と白魚桜葉揚」。サクサクさを失わないよう、煎りだしにさっと浸していただきます。見た目通りの食感、味わい。

締めはグリンピースご飯とお味噌汁、漬物です。さすがにお腹がいっぱいすぎる。

ちなみにグリンピースご飯は白米に変更可。わたしは白米リクエスト。豆と米って合わなくない?と長年思っている。栗も合わない。

最後のデザートは場所を変えて。先ほどのエントランスサロンにていただきます。ミニミニフルーツ盛り合わせ、カスタードプリン、塩アイス。はっきりとした甘味を感じるプリンが酔った舌に美味しく感じる。

ちなみにこちらのサロンでは、食後のドリンクも自由にいただけました。炭酸水をセレクト。

望水(伊豆)の宿泊記|ラウンジ「波の舞」

お腹いっぱい、普段なら「お部屋でゆっくり残ったワインを楽しもう」となるところですが、そうはさせないのがこちらの宿。ナイトタイム限定サービスがあるのです。

チェックイン手続きを行なった8Fロビーがラウンジとなり、スパークリングが振る舞われます。銘柄は先程のサロンにあったものと同じ。オレンジジュースも選択可でした。

おつまみとして、アーモンドチョコレートもいただけます。品よく酔っ払ったゴキゲンな大人がたくさんいて、暖かい雰囲気。

ラウンジも満喫したし、さてとお部屋へ・・・戻りません!

望水(伊豆)の宿泊記 グラウンディングサロン「IBUKI」

続いてやってきたのは、3Fにあるグラウンディングサロン「IBUKI」。有料でお酒やお食事を提供している場所なのですが、今回スパを受けた際に1杯分のフリードリンクチケットを進呈してもらったのです。

無料でいただけるメニューはこんな感じ。ワイン・ビールともにサロンにあるものと同じ。日本酒・焼酎が選択可能なのがここならでは。

アルコールは十分すぎるはずなのに、スパークリングを再びオーダー。酔っ払いたかったのかな。たーちゃんは先ほどのラウンジからソフドリに切り替えていました。

こんな感じでソファ席が多く、リラックスした雰囲気です。ちなみに、スイート以上に泊まると、ここでの飲食がし放題らしいです。

お食事時に注文したワインを1/3ほど残してしまい、「お部屋で飲みたいです」とお願いすると、こんな感じでご当地新聞とともにセッティングしてくれていました。

温泉に入り、スッキリした後に残りのワインを飲み、酩酊就寝。

望水(伊豆)の宿泊記|朝食

さてさて朝食。昨夜と同じ会場です。サロンではお酒が撤去され、代わりにネスプレッソが置かれていました。

食事の準備が整うまで、まずはこちらをどうぞ、と提供されました。オレンジピール入りヨーグルトです。おちょこに入っててかわいい。

個室へ移動。この絢爛な朝食!左上の木箱は海苔、下は金目鯛、それから中央におかず系がまとまっていて、左にお豆腐。1日分の食事量。

ちなみにお魚は4種類くらいから選択可能で、チェックイン時に決めます。調理方法も漬け/焼きからチョイスできます。

さらに、ご飯とお味噌汁は窯で用意。

お味噌汁がすごくって、なんと伊勢海老がドーン!正月か?と思うほどの非日常な豪華さが続きます。漁師汁とかそんな感じの名前で、「伊豆おなじみのお味噌汁」と言ってました。あっさり目の出汁が沁みます。

おかずの詳細はこんな感じ。マグロ、塩辛、漬物、きんぴらなどお米に合わせていただく系のおかずですね。一つひとつ美味しいし、全体のメリハリもあって良い。

「もう今日、何も食べなくて良いね」と言い合うほど、満腹になってごちそうさま。

望水(伊豆)の宿泊記|食事まとめ

大満足。この質・量で、2名でラウンジ、エステ、ガゼボが付いて6.6万円、コスパ高いと思います。

ちなみに、ラウンジ、サロンと満喫したつもりのわたしたちですが、実はまだまだ訪れるべき場所はあります。↓こんな感じで、時間に応じて各所でいろんなものが振る舞われている模様です。

とても1日じゃまわりきれない。家族で来て、連泊なんかも良さそうだなと思います。

>>一休から望水を予約する

続いては、このお宿のプライベートガゼボをご紹介。スパ体験もしたので、そちらも併せてお見せします。

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