ユカログ

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25歳・Travel Writer

【女一人】イラン1ヶ月の旅・テヘラン編⑤【旅行記】

こんにちは、ユカです。

 

 女一人でのイラン旅行記テヘラン編その5です。

 

その4はこちらから。

www.syukalog.com

 

 

目次

2016.2.16 テヘラン

行かない決断 旅する目的

ずっとずっと迷っていた。

悩んで、世界地図を見て、ビザの取り方と航空チケットを調べて、そこに降り立つ自分を想像して、また悩む、というのを繰り返す。

イランの後の行き先だ。

 

中央アジアトルクメニスタンウズベキスタンタジキスタンに行くかどうか。

行きたい気持ちはもちろんある。地獄の門も見たい、青いモスクも綺麗だろう、未開の地の大自然も感じてみたい。

 

でも、でも。

今ひとつ踏み切れない。ビザを取るのが面倒...というのももちろんある。でも1番の迷う理由は別にあった。

 

ワクワクしないのだ。

 

どうして私は旅をしているのか?

旅を始めて幾度となく自分に問うた。

特に大きな目的があるわけではなかった。小さな時からの、いろんな国に旅行に行きたいという夢を叶えているだけ。旅行好きな大学生の、とても贅沢な娯楽のひとつだ。

無我夢中でバイトして、貯めた100万円を全く躊躇なく使い果たそうとしていることに、疑問も後悔も特にない。

 

なんでいろんな国に行きたいんだろう?と考える。

明確な答えは浮かび上がらない。したいから、している。

強いて挙げるとするならば、それを考えるとワクワクするから。

 

私の行動指針はいつもそうだった。

 

大学を決める時は、ワクワクするから、という理由だけで当時の偏差値からは到底無理と言われた偏差値の大学を目指し、猛勉強して合格した。

サークルを選びは、真面目な国際交流サークルに入ろうと思っていたけれど、ワクワクしたからという理由で未経験のままバンドサークルに入った。

休学を決めたのも、単に旅したい!楽しそう!今やらないと後悔する!という思いで決意した。その3日後には休学届けを提出した。

 

行き当たりばったり。でも、どの選択にも、全く後悔はない。ワクワクする方を選ぶという指針は、きっと間違っていない。

ワクワクする方を選べば、楽しい道が待っていることを、私は知っている。

 

とすると、今ワクワク「しない」中央アジアに、どうにか行く理由を探し出して(せっかくビザ取れるようになったとか、中央アジアに行くにはいい季節だからとか、今このチャンスじゃないとなかなか行かないだろうとか)行ってみたとして、それは一体楽しいのだろうか。

 

楽しまなくちゃ、観光しなきゃ、経験しなきゃ、という義務感のもとでの旅行は、きっと楽しくない。

行く理由を探して自分を納得させて行ってみたとして、それは多分あとで「行ったことあるよ」って周りに言いたいがためな気がする。

 

...ワクワクしないなら、行かなくていいや。

 

中央アジアはまたワクワクした時に行けばいい。「今」ワクワクするところに行こう。

インドあたりかな。

 

行かないことを決めて、次の行き先を考える。

すると、迷ってた時と気分は打って変わって、まさに「ワクワク」が始まった。

テヘラン散歩 

せっかくだし、と思い特に予定はないけれど外へ出る。

お昼くらいは外で食べよう。

 

それにしても、テヘランはガスがひどい。大気汚染が大問題となっているらしい。そうだろうな、と思う。歩いているだけで咳込んでしまうくらいだ。

 

ホテルからすぐのケバブ屋さんに入る。

ファストフード店のようで、安っぽい銀のテーブルが雑に所狭しと置かれている。

客が一瞬こちらをちらりと見る。どこへ行っても感じる、あ、外国人だ、アジア人だ、という視線にも慣れてきた。イランでは私はどこに行っても異物だった。

 

大きなケバブとコーラを受け取り、窓際に陣取る。

 

街ゆく人をボーッと眺める。

綺麗な身なりで走る青年。小汚い格好で2,3人で道路の脇で座り込み話す男たち。子を抱えて早足で歩く女性。寝ているのか起きているのかわからないタクシードライバー

みんな、どことなく満ちていない顔をしているように感じた。忙しいことに不満な人、暇なことに不満な人。みんなここじゃないどこかに行きたがっている、そんな感じがした。

隣のテーブルに座ったでっぷりとした女は、もっと食べたい、と騒ぐ娘に無関心そうにスマホを触っている。

 

私は都会が嫌いなのかなあと思う。東京は大好きだけれど、テヘランは外にいるだけで疲れてしまう。忙しそうな人も暇そうな人も、なんとなくせわしない。

 

ここまでで18ヶ国を訪れた。

ダントツで好きな場所がひとつあった。モロッコのメルズーガという砂漠の中の街。正確には、街というか、ホテルが好きだったのかもしれないけれど、そこで過ごして2日間は人生の中でも最高の2日間だった。

 

ホテルが貸切だったり、気候が良かったり、ご飯が美味しかったりネコがいたりラクダに乗れたり、好きなところはたくさんあった。

けれど、気に入っている1番の理由は、そこにいる全員が、ネコもラクダも人間も、みんな幸せで満ち足りている様子だったから。慌てることも欲することもなさそうで、幸福な空気で満ちていた。今がとても幸せだ、という顔をしていた。そんな人に囲まれていると、こちらも幸福で満ち足りた気持ちになってのんびり過ごせた。

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部屋@Soleil Blue, メルズーガ(テヘランでのこの日の写真がなかった)

 

次の行き先はインドだとして、でもデリーを想像するだけで疲れてしまう。田舎の方に行ってひとつの街でのんびりしたい。それぞれの国で好きな場所、幸福を感じられる場所を見つけられたらいいな。

 

大きなケバブは半分だけ食べて、残りは持ち帰る。晩御飯だ。

早くテヘランを抜けたいな、と思いつつ、ホテルに戻る。ここはあと2泊分取っている。

 

部屋に戻ると唐突にiPhoneが壊れてしまった。明日直しに行こう。

電気屋さんのようなものはたくさん見かけた。

 

就寝。

この日の発見

ワクワクするか?を基準に選んでいい

 

 読んでいただき、ありがとうございました。